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嫌な事にNOと言えるように金を貯める

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※この記事は2021/12/11noteに投稿した記事を転載したものです。

僕は会社を辞めたいと考え始めた頃から、いつか会社を辞められるようにとコツコツとリタイア資金を貯めてきた。

会社を辞めようと決断出来たもの、ある程度の資産が貯まっていたからというのが大きい。

昔からケチな所があって、お金をパーッと使って遊ぶ事が出来ないタイプだった。

会社の人と話していると、パチンコで5万円負けたとか飲みに行って2件目にキャバクラに行って、締めに風俗に行ってきたなんて遊びの話を聞かされた事もある。

よくそんなにパァーッとお金を使う事が出来るなと自分は思ってしまう。

僕にはとてもそんなお金の使い方が出来そうもない。

自分がケチなのは金を使ってしまうと、お金をまた稼ぐのに辛い思いをして長時間働かなければいけないと考えてしまうからだ。

1万円使えば1日くらいは働かないといけないし、1,000円なら1時間くらい働かないといけないと考えてしまう。

労働が嫌いだから、お金を無駄に使ってまた労働する羽目になるのが嫌だった。

買い物
若い頃は金は有れば有るだけ使っていた

僕も若い頃は少しでも収入が上がると無駄にお金を使っていた時期もある。

車をグレードアップした車種に買い替えたり、家賃の高い広い部屋に引っ越したりもした。

自分は一生懸命働いたんだから、これくらいお金を使って贅沢してもいいんだと思ってた。

しかし、働き続ける事が段々と辛くなってきて、一刻も早く会社を辞めたいと考えるようになった。

会社を辞めたくても、一度贅沢な生活に慣れてしまうと生活レベルを落とす事に抵抗を感じてしまって会社を辞める事が怖くなってしまう。

一度生活レベルを上げてしまうと、それを維持するために辛くても仕事を続けるしか選択肢が無かった。

結局、収入が増えたところで支出も増えてしまったから、貯金が全然出来てなかったからだ。

コ●ナが流行して自分が働いていた部署の仕事は激減した。

僕は仕事がある所へ転勤で飛ばされた。会社は労働者の人生の事など考えず、労働力の調整としてしか考えない。

会社を辞める前の数年は縁もゆかりもない土地で転々と暮らす事になった。

最初は転勤が嫌だったけど、有り難い事に会社の借り上げのアパートや寮に住まわせてもらう事で住居費がかなり下がった。

仕事が激減して給料も減ったけど、生活コストが下がったおかげで特に経済的に苦しいと感じることは無かった。

この時に気が付いた事は、生活レベルを下げてしまえばそんなに頑張って金を稼がなくても不自由なく暮らせるという事だ。

今はスマホやPCが有ればゲームや動画など無料で楽しめるコンテンツが沢山あるので休日に暇する事も無い。

娯楽にお金が掛からなくなったので、昔よりもずっと生活費が下げられる。

この頃から生活コストを下げることを意識するようになった。

給料が減っても貯金出来る余裕があったので、なるべく無駄遣いをやめてお金をコツコツと貯めていった。

若い頃は金は有れば有るだけ使っていたから、貯金も全然出来なかった。

そうなると会社で嫌な事、辛い事が有っても貯金が大して無かったから仕事を辞めたくても辞められない。

パワハラ
工場で勤務していた時はパワハラが当たり前の環境だった

過重な仕事量を押し付けられたり、先輩から怒鳴られたり、長時間残業に休日出勤を課せられて心身共に疲れ果てても我慢して働くしか無かった。

若い頃は仕事だから辛いのは当たり前だと思っていたけど、仕事が辛いのは当たり前っていう価値観はいつの間に植え付けられたのだろう?

今思うと奴隷みたいなもんだったなと思う。

2021年9月に約8年ほど勤めた正社員の仕事を辞めた。

出向先の職場でパワハラにあったからだ。

この時は資産が1,000万近く貯まっていたから、嫌な環境から逃げ出す事に躊躇は無かった。

会社を辞めて地方移住できたのも、会社員時代にコツコツとお金を貯めておいたおかげだ。

お金を貯めている事をうっかり人に話してしまうと、中にはお金は使うためにあるんだと言ってくる人もいる。

お墓までお金は持っていけないんだから、生きているうちに楽しんだ方が良いと。

もちろん彼らの言い分も分からないでもない。

NOと言う男性
いざという時には逃げられる選択肢を常に持っていたい

しかし、僕の場合は人生で嫌な人間に遭遇してしまったり、辛い環境に陥ってしまった時に逃げられるという選択肢を常に持っておきたいから、お金はなるべく使いたくない。

お金がないと、結局辛い境遇や嫌な人間関係から逃れられなくて我慢するしか選択肢が無くなってしまう。

そうなると本当に人生は地獄になってしまうから、それだけはどうしても避けたい。

だからお金を使う時は慎重になるし、なるべくお金はいざという時の為に取っておきたい。

それは自分の命を守るためであるし、嫌な事を断れる選択肢を常に持っておきたいからだ。

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