
Kindleで電子書籍を出版してみた話
目次
誰でも自分の本が出版できる時代に

このブログでも何度か記事として書いたのですが、僕は重度のHSPです。
そんな自分がHSPでも生き易くなるように、自分の経験から気が付いたことをシェアしたくてKindleで本を出版をする事を思い立ちました。
子供の頃から一人で居ることが好きだったので、スマホやネットの無い時代に少年時代を過ごした僕にとって読書は一番の趣味でした。
本に夢中になっていると、現実の世界を忘れて本の中の世界に入り込んでしまうような感覚がしたものです。
自分もいつか本を書いてみたいと子供心に思ったものですが、大人になって本を出版できる人間はよほど優れた文章力のある選ばれた人か、興味ある内容の話が書ける著名人だけだと知りました。
自費出版という手も有りましたが、そんな方法で出版したところで世界で自分くらいしかその本は読まれない事でしょう。
いつしか僕も本を読む機会が少なくなり、自分の本を出版するという夢を諦めていったのでした。
Kindleで個人出版の本を読むように
昔ほど本を読まなくなっとは言え、大人になっても読書の習慣は続きました。
読書が好きな方ならわかると思うのですが、紙の本はすぐに本棚をいっぱいにして占領してしまいます。
電子書籍が普及しだした頃は、やっぱり紙の本の方が良いなと思ったものですが、Kindleを使うようになってすっかり本は電子書籍で買うようになりました。
Kindleはスマホのアプリにも入っていますし、夜寝る前でも読書できるようにKindle paper whiteまで購入しました。
Kindle paper whiteはスマホやPCみたいにバックライトが無いので、目に優しく睡眠の妨げになりません。
Kindleのマーケットで本を漁っているうちに、出版社を通さずに個人で電子書籍を出版している人が居る事に気が付きました。
「あれっ!この人、普通の一般の人だけど電子書籍の本を書いているんだ!」
評価点がそこそこ高くて、レビューも好意的な意見が書いてあると、どれ試しに読んでみようか・・・という気になります。
本が無料で読めるサービスKindle umlimited

僕はAmazonのプライム会員なので、Kindle umlimitedの読み放題サービスが使えます。
無料で10冊までダンロードして読めるので、気になった本を気軽に試し読み出来るのです。
普通なら読まなかったであろう、いくつかの新しい種類の本との出会いをもたらしてくれました。
その中にも、先程話た個人で電子書籍を出版している人の本があったのです。
評価が高くレビューが付いている本は、どれも面白いものでした。
「そうか、無料で本を読めるのなら、こんな自分でも本を書いてみたら手に取って読んでくれる人もいるんじゃないかな・・・。」
電子書籍を個人で出版している人の姿を見て、自分でもKindleで電子書籍を出版してみようという気持ちが芽生えたのでした。
無料でも著者には収益が入る仕組み

ここで、疑問に思う方がいるかも知れません。
無料で本を読んでもらっても、1円にもならないんじゃ意味がないじゃないかと。
しかし、これがよく出来ていて、Kindle umlimitedの無料の本は読まれたページ数で収益が入る仕組みになっているのです。
この単価は変動するらしいのですが、だいたい1ページ読まれると約0.5円程になります。
つまり、本の価格は無料でも沢山の人に読んでもらったり、同じ人が繰り返し自分の本を読んでくれれば、収益に繋がるというシステムという訳ですね。
ちなみに、普通に有料の電子書籍としての販売も可能です。
価格が250円以上の書籍は印税の70%が収益になりますし、250円未満の書籍だと印税は35%になります。
実際に本を出版してみて収益はあるのか?
僕が初めてKindleで出版した本のタイトルが「HSPはコーヒーを飲むのを辞めると楽になれる」です。
自分がHSPで悩んできた事と、コーヒーを辞めてみるとメンタルの調子が良くなったという経験を本に書きました。
生まれて初めて本を書いたのですが、約7,000字くらい書くのが精一杯だったので、価格も謙虚に100円に設定しています。
まだ出版して5日間ほどですが、有料で2冊売れたのと、Kindle umlimitedの方でも170ページほど読まれていますね。
YouTubeのダッシュボードみたいに、具体的にデータで日々の売り上げや読まれたページのデータ、見積もり収益額などがKDP(Kindle direct publishing)の管理画面で確認することが可能です。
電子書籍とは言え、自分の本を出版するという夢が叶ったのと、僅かながらでも収益が発生している事が本当に嬉しいです。
ブログを続けているうちに、文章を書く事が苦で無くなってきたので、ぜひ2冊目の電子書籍も早いうちに出版したいなと考えています。
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