たまには何もしない日が必要
目次
人よりも疲れ易い自分
僕は昔から人よりも疲れ易いと感じていた。
学校でも会社でも、バリバリと勉強や部活・仕事をしている人を見ていると、みんな長時間活動していてよく疲れないなと思ったものだ。
僕は体力が無いのか気力が無いのか、夕方になるともう疲れてしまって早く帰りたくてしょうがない。
自分は人よりも疲れ易いという自覚があるので、疲れないような生活をするために自分なりの工夫をしてきた。
今は週4しか働いていない気楽なフリーター生活なので、週に1日は何もしない日にしている。
この日は仕事をしないのはもちろんのこと、遊びにも行かないし、なるべく家事もしないようにしている。
とにかく好きなだけ寝て、ダラダラと家で過ごしたり近所の公園のベンチでぼんやり缶コーヒーを飲んだりして、ひたすらのんびりと過ごすようにしている。
僕にはこうした何もしない1日が必要だ。
休日何もしない事に罪悪感を感じなくてもいい
会社員をやっていた頃は休日が貴重だった。
平日は休日になったら何しようかと、あれこれと妄想を繰り返しながら週末が来るのを待ち侘びたものだ。
しかし、実際には仕事で疲れ果てて休日は暴飲暴食に走ったり、ゲームばっかりしていたりと無駄な時間を過ごしてしまって、日曜の夕方にせっかくの休日を無駄にしてしまったなという罪悪感を感じる事もあった。
社会人をやっていると、休日時間があるのに何か生産的なことや有意義なことをしていないと時間を無駄にしてしまっていると感じる人も多いだろう。
みんな達成志向・生産志向の世の中の価値観とか、SNSの(見せかけの)キラキラとした充実している休日の写真とかに毒されてしまっていると思う。
別に一日中寝てても良いし、ダラダラとゲームをしたり動画を見て休日を過ごしても良いじゃないか。
休日にダラダラと過ごしたくなるのも、普段の生活が忙しく成果を求められるので、その反動で何もしたくなくなるのではないかと思う。
ボンヤリする事の大切さ
最近だと、少しでも時間が空くとついついスマホを見てしまう人は多いのではないだろうか?
僕も常にスマホを持ち歩いているので、ちょっとでも時間が出来ると直ぐにスマホでSNSを見たりゲームをしたりしてしまう。
スマホが隙間時間を埋めてくれるので、昔みたいに暇な時にぼんやりする事も無くなってしまったように思う。
いつからだろうか?、空いた時間に何もしていないと時間を無駄にしていると感じるようになってしまった。
だから隙間時間にスマホで何かやってた方が時間を有効活用しているように感じてしまうのだろう。
しかし、それは勘違いではないだろうか。
今思えばぼんやりする時間があった頃の方が、今みたいに忙しくなかったしストレスも少なかったように思う。
少しの空いた時間もスマホで目や頭を使うようになったので、逆に心が休まる時間が無くなってしまって疲れるようになった気がする。
視覚からの情報を遮断する
子供の頃、目の焦点を外してボンヤリとする事がたまにあった。
カメラのピンボケみたいに視界がぼやけて、頭の中が空っぽになって気持ちが良かった。
子供の頃はこの現象が何だか不思議な感じだったけど、今思えば視界をぼやけさせる事で視覚から入ってくる情報を遮断して脳を休ませていたんじゃないかと思う。
これはネットで見た情報なんだけど、人間が受ける情報の約90%は視覚から得ているそうだ。
だからみんな眠る時は目をつぶるし、疲れた時は目を閉じたくなるのはそのせいだろう。
視覚からの情報を遮断して脳を休ませるためだ。
僕は最近それに気が付いて、意識的にスマホを触らない時間を作るようになった。
また以前はPCでYouTubeを見ながらスマホで別の事をするなんて事もしていたけど、それをやると気が休まらないのでPCの画面だけでも消すようになった。
僕はMacを使っているけど、MacはPCをスリープさせずに画面だけ真っ暗にする事が出来る。
だからYouTubeを見る時に、音声だけでも楽しめるものは画面を真っ暗にしてラジオみたいに音声だけ聞くようにすると、視覚から余計な情報が入って来なくなるので、ぼんやりしたい時はそうしている。
何もしない日があった方がいい
話が少しそれてしまったけど、何もしない日というのがあった方が逆に生産性や幸福度も上がるんじゃないかと思う。
そんなに急かせかと働いたり遊んだりしなくても、たまにはのんびりと暇な時間を楽しむ時があっても良いじゃないかと思うようになった。
そういう時間的に余裕のある生活の方が自分は幸せだ。
動物だって、みんな食後はゴロゴロと横になって過ごしている。
あれが本当の自然な姿だろう。
僕も休日くらいは動物みたいに本能に従ってダラダラと過ごしたい。
そういう何もしない日が、長い人生には必要だと思うから。
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