
車を持たない生活3ヶ月目の感想
※この記事は2022/1/4 noteに投稿した記事を転載したものです。

僕が車を手放してから、3ヶ月以上が経った。
正社員の仕事を辞めて地方に移住しようと決めた時に、毎月金の掛かる車は手放そうと思った。
車を持っていると、保険料・駐車場代・ガソリン代と毎月数万円は維持費が掛かる。
維持費を年間で考えると自動車税や車検代なども掛かってくるので、10万円は軽く超えてしまう。
車を維持するために労働を増やさないといけなくなるくらいなら、車なんて無くてもいいやという気持ちだった。
20年以上車のある生活をしてきたから、車を手放す決断をするのはなかなか勇気がいった。
車が無いと生活が不便になってしまって困るかも・・・、と不安だった。
しかし、実際には心配していたほど車が無くても困っていない。
一つは立地が便利な所に部屋を借りる事が出来たからで、徒歩や自転車圏内にコンビニ・スーパー・郵便局・病院などがあるので、今のところ生活するのに不便を感じたことは無い。
今はネットで殆どのものが買えるので、大きな買い物にも困らない。
あと僕は125ccのバイクを1台所有しているので、バイクがあれば通勤やたまに遠出して遊びに行きたい時も全て賄える。
125ccバイクは駐車場代も掛からないし、ガソリン代も週に1回の給油で600円程度だ。
保険料も安いし、車を所有するよりずっと維持費が安く済む。

引っ越しのために不動産屋と部屋を内見しに車で周った時に、若い営業の人から「駐車場が無い物件で大丈夫か?」と聞かれた。
「浜松は車社会なので、車が無いと生活に不便ですよ」と言われたけど、バイクがあるから大丈夫と答えておいた。
地方に住むには車が必須だと思い込んでいる人は多い。
家族が居るとか何か仕事で荷物を運ぶ必要がある人は車が必要かもしれないけど、自分みたいに独身の1人暮らしで、なるべく消費しないように生活していれば特に車が無くても困る事はない。
車を手放して、もし車が必要になったらレンタカーとかカーシェアを利用すればいいかと思っていたけど、結局1回も利用する事は無かった。
車を持たないことによって、生活は不便になるどころか楽になった。
これは経済的な負担が減った事で、車の為にお金を稼がなくてもよくなったのが大きい。

車は税金の塊だ。
自動車税に石油税・ガソリン税・消費税・重量税と、車を所有していると何重にも税金を払うハメになる。
車を持たないと言うことは税金を逃れる方法でもあるわけだ。
また車を持っていると、それに付随する出費も発生する。
カーナビを付けたくなるし、ETCも欲しくなる。
今の時代、ドライブレコーダーを付けていないと心配だと言う人も多いだろう。
そうなると、車だけじゃなくてその装備にも結構なお金が必要になってしまう。
生活を便利にしてくれる車を維持する為に、自分の時間を犠牲にしてお金を稼がないといけなくなると言う矛盾が発生する。
また、車を所有すると面倒な用事を済ませないといけない。
駐車場の契約や車庫証明・任意保険の契約や、ナンバーの住所変更などなど色んな手続きが面倒だ。
そう言う煩雑な義務や用事から解放されて時間にも余裕が出来た。
何かを所有すると言う事は維持・管理のコスト(時間やお金)が掛かるわけで、結局持たない方のが気楽で良い。
正月に帰省した時に、久しぶりに会った母親からも「車が無いと不便だろう。中古の安い車でも買えば。」と言われたけど、車を買うつもりは無いと答えた。

車を買ってしまったら、また元のあくせくと働く生活に逆戻りになってしまう。
そんな事になるくらいなら、僕は車を持たない方がいい。
と言う事で、車を手放してどうだったかと言うと、生活は不便になるどころか逆に経済的・時間的に自由が増して生活が楽になった。
余程の事が無い限り、もう車を所有したいと思わないだろうなと思う。
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