
普通二輪免許教習 一本橋のコツ
目次
一本橋は慣れ
最初は苦手だった一本橋
(2019/10/7更新)
バイクの教習をはじめて最初の壁が一本橋でした。一緒に教習を受けた人の話を聞いていると、最初から苦もなくクリア出来る人と苦手な人に分かれる印象です。(^_^;)
一本橋は中型免許だと落ちずに7秒以上時間をかけて渡きれば合格です。試験でもし一本橋から落ちたら即不合格です。時間は仮に7秒より早く渡っても不合格にはなりません。減点されるだけです。試験の前には教官からもとにかく落ちないで渡りきるように言われました。
ちなみに僕は苦手な人の方でした。第一段階の途中で初めて一本橋をやった時は転倒が怖くて途中で落ちてばかりでした。
10回くらいトライしてようやく一度渡きれた感じです。タイムを気にする余裕なんてありませんでした。
難しいポイントはいくつかあるのですが、ポイントを上げていくと、
1、止まった状態から真っ直ぐ一本橋に乗ること
2、低速状態でバランスを保ち続けること
主にこの2点でした。
一本橋のコツ

僕が一本橋をやる時に心掛けたことを挙げると、
1、スタート前の停止位置で一本橋に対して真っ直ぐに停車する。
スタート前に一本橋に対して斜めになっていると、最初の方でフラフラと方向修正する羽目になるので最後まで渡りきるのが難しくなります。
とにかく、一本橋に対して真っ直ぐな向きでバイクを止めてスタートを切るようにしました。
2、最初は勢いよくスタートして、途中から半クラでスピード調節してタイムを稼ぐ。
バイクはアクセルを吹かして前進する力が加わると車体が起き上がって安定します。
一本橋だからと言って、そろり発進してしまうと不安定になり真っ直ぐ走りにくくなっていまします。タイムは気にせずに最初は勢いよくスタートして一本橋に乗ると成功率は上がりました。
はじめのうちはタイムを気にせず橋を渡り切ることに集中して、慣れたら途中で半クラでスピード調節してタイムを稼ぐやり方が安定して一本橋をクリア出来ると思います。
3、視線を下に向けない、行きたい方向を見る。
二輪の教習を受ければ、誰しもが教官から「行きたい方向を見るように」と言われます。
バイクを思い通りにコントロールするのに、視線をどこに向けるかはとても重要です。
慣れないうちは一本橋から落ちたくないばかりに視線が目の前の橋の部分に行きがちですが、顔を上げてゴールより先を真っ直ぐ見るようにしましょう。その方がずっと安定して直進できるはずです。
4、ニーグリップをしっかりやる。
僕が一本橋を上手く渡れないのを教官が見て、一本橋の練習を中断してニーグリップの練習をさせられました。
バイクをセンタースタンドで立ててハンドルから手を離し、太ももでしっかりタンクを挟んで左右に揺さぶってみるという練習です。
ニーグリップをしっかりするとバイクと一体化して体がフラフラすることが無くなります。これは一本橋に限らずバイクを操縦する上でとても大事なことです。
まとめ
最初は恐怖を感じた一本橋ですが、慣れてしまえばそこまで失敗することはありませんでした。
ただ、卒業検定で落ちると一発不合格なのでとにかく渡り切ることを優先してタイムは二の次でいつもやっていました。
一本橋は最初は苦手でも、教習が進むに連れて自然と渡れるようになっていくので挫けずに練習あるのみです。