自分の事は話さない方がいい
目次
口は災いの元
会社員時代に失敗したことの一つに、
職場のリーダー的な人物と仲良くしておいた方が良いだろうと思って、
自分の事や思っている事・考えている事をペラペラと喋ってしまった事がある。
当初は仲良くなっておけば仕事がスムーズに行くし、
職場での居心地も良くなるだろうと思っていた。
しかし、実際は「あの時、ああ言ったじゃないか!」とか、
「いつもブツブツ他人の文句ばかり言ってるけど、お前も一緒じゃないか!」とか、
説教でいちいち過去の話を蒸し返されて面倒になる事が多かった。
「しまった。この人に余計な事を話すんじゃなかった。」と後で思ったけど、
もう遅い。
自分では何気なく言ったような事でも、人はちゃんと覚えているものだ。
思いがけない所で、「あの時、ああ言ってたじゃないか!」ってなる事もある。
言質を取られて立場が弱くなり、相手に反論が出来なくなってしまう。
だから、不用意に自分の考えや気持ちを話さない方が良いなと警戒するようになってしまった。
自分語りを聞かされる方は苦痛
自分のことを話さない方がいいと思うもう一つの理由に、自分語りを聞かされる方が苦痛というのもある。
人の過去の話や自慢話が退屈で「早く話が終わらんかな」と思った経験が、
誰にでも一度や二度はあると思う。
・昔は不良でこんな悪さをした
・過去に稼ぎが良い時はこれだけ稼いで、派手に遊んだ
・自分には関係ない知人・友人の話
・求めていないのに、こうした方が良い・ああした方が良いというアドバイス
・恋人とのおのろけ話
などなど、この手の話を聞かされる方は興味が無くてただ退屈なだけだ。
相手が聞きたがっている場合は除いて、自分からこの手の話はしない方がいい。
相手の反感や嫉妬を買ってしまう
僕が会社を辞めた頃に、このブログでどれくらい金を貯めて辞めたのかとか、
どうやって資産運用して増やしたのかを記事にしていた。
この手の話をすると速攻でアンチコメントが付いたものだ。
自分としては、同じように会社が嫌で辞めたい人向けに、
自分の経験と考えをシェアしたつもりでいたけど、反感や嫉妬を買っていたのだろう。
それまではアンチコメントなんて来なかったのに、
「会社員を辞めて、今は週休3日のフリーターで気楽に生きてます」
なんて内容にこのブログが変化してからアンチコメントが来るようになった。
僕はそういうアンチコメントがストレスだったので、
残念ながらコメント欄を閉鎖することになった。
僕の考えや生き方に共感してくれる人もいるけれど、
いい歳した大人がそんな生活をしてみっともないとか、
真面目に労働するべきという考えの人も多い。
残念ながら、価値観が違うとお互いに見えている世界が違うので話が噛み合う事は無い。
こういう時はそっと距離を置いて、議論して相手を論破してやろうなんて思わないことだ。
そしてもう一つ重要なのが、お金の話は人に話さない方が良い。
金を貸してくれなんて人が出てくるかもしれないし、見知らぬ不動産営業の電話が掛かってくるかもしれない。
特に多額の資産を貯め込んでいるなんて事が、他人に知られたら犯罪に巻き込まれるリスクだってある。
ネットで見かけたニュースで、スポーツジムで多額の仮想通貨資産があることをうっかり話してしまったばかりに、男性が監禁されて1億円以上の仮想通貨が奪われた事件がある。
仮に大きな資産を持っていて、誰かに自慢したくなったとしても、現実の世界では絶対に口にしない事だ。
僕もこのブログでたまに資産運用の話を書くことがあるけれど、実生活では誰にもこの事は話していない。
うっかり話せばどこの誰の耳に入るかもしれないし、変な嫉妬を買ったりしかねないから言わないようにしている。
自分語りがしたくなったら紙に書くとスッキリする
これは僕が時々やっている方法なのだけど、ノートにペンで自分の頭の中の思考や感情を思うがままに書き出していく事をやっている。
何か落ち込んでる時とかイライラしている時とか、考えがまとまらずにぐるぐると同じ事ばかり考えている時とか、紙に書き出すと頭の中がスッキリして気分が落ち着く。
これはジャーナリングと呼ばれていて、ストレス発散効果やアイデアの発想に役立ったりと色々と効果があるらしい。
昔は愚痴や文句をSNSで垂れ流してた時もあったけど、人前でそういう事を言うのもみっともないと思うようになり、ノートに書き殴るようになった。
もし考え過ぎる性格の方や心配性の方がおられたら、試しにノートで頭の中の思考を書き出してみて欲しい。
かなり気分が落ち着くし、頭の中の過剰な思考も収まってくれる。
スマホのアプリとかでポチポチと打ち込むよりも、実際に手を動かして紙にペンで書いた方が効果を感じられると思います。
興味ある方はお試しあれ。
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