
KAWASAKI Z400に乗った感想
名古屋モーターサイクルショーの試乗会レポートその1
名古屋モーターサイクルショーの大きな楽しみのひとつが、各メーカーの最新モデルのバイクに乗れる試乗会です。
今回は1人1日2回まで試乗出来るという事だったので、僕はカワサキZ400とスズキのSV650を選びました。
試乗会は展示会場から出た広場で行われて、赤いコーンで簡単なコースを作ってありました。
最初の1週は外周をぐるっと回ってバイクに慣れて、残り3週並んだコーンに沿ったコースを走ってスタート地点に戻って終わりという感じです。
一応、受付で周回コースの図を貰ったのですが、試乗中コースが分からなくなったらどうしよう・・・とやや不安でした。
実際の試乗はスタッフの方が先導して走ってくれるので、コースを間違える心配はしなくて大丈夫でした。
他の試乗車と一列になってぐるぐると走るだけなので、本当に軽いお試しって感じです。
モーターサイクルショーの動画はこちら
思ったよりハンドル位置が低くて、やや前傾姿勢

先に乗ったのがカワサキのZ400でした。
Z400にまたがってみて最初に感じたのが、思ったよりハンドル位置が低いなという事でした。
ハンドルがバーハンドルだったので、もうちょっと高い位置にハンドルがあって楽な姿勢で乗れるバイクかなぁと勝手に想像していたのですが、実際に跨ってみるとやや前傾姿勢で乗るバイクです。
これは以前僕が乗っていたトライアンフのストリートトリプルと雰囲気的には一緒ですね。
所謂ストファイと呼ばれるタイプのバイクです。
だから普通のネイキッドを想像していると、「あれっ!?ハンドルが低い!」って驚くと思います。
ネイキッドよりもスポーティーな雰囲気のバイクでしたね。
軽くてヒラヒラと曲がる

このバイク400ccのバイクですが、車体は250ccクラスだとメーカーの担当の人が説明してくれました。
話に聞いた通り、コンパクトで軽い車体です。
足付きも良く、身長166cmの自分にはピッタリなサイズでした。
車体も軽くて、片足で支える時にも不安がありません。
曲がる時の切り返しも軽やかです。
試乗コースの途中にコーンでスラロームみたいな左右に切り返す所があったのですが、クイックに車体を倒したり起こしたりして操作できました。
こちらの意のままに曲がり易いバイクだなと感心しましたね。
加速が思ったよりパワフル

400ccのバイクというと、そこまでパワーは感じないかなと思っていたのですが、ちょっとアクセルを捻るだけでかなり力強く加速します。
車体が軽いのも相まって、体が後ろに持っていかれそうなくらい加速感はありました。
ただ低速ギアだとエンジンブレーキもキツくて、アクセルを緩める度にちょっとカクカクしがちでしたね。
エンジン音も2気筒の割に甲高い感じです。
もっとドコドコと耕運機みたいな低いエンジン音を想像していたので、これは嬉しい誤算でした。
カワサキのバイクはZ125PROにレンタルで乗った時も感じたのですが、ホンダのバイクとはノーマルでもエンジン音がかなり違いますね。
何となく、以前乗っていたトライアンフの3気筒のエンジン音に近い気がしました。
予想より良いバイクだったZ400

実はこのZ400、他に乗りたいバイクの予約が取れなくて妥協で選んだバイクでした。
最初はあまり期待せずに乗ったのですが、僕が乗る前に思っていた「ただの400cc2気筒ネイキッドのバイクだろう」という想像と違ってパワフル、スポーティーな乗り心地のバイクでした。
一見地味であまり見かける事の少ないバイクですが、「これは良いバイクだな」と乗ってみて印象がガラリと変わった感じです。
やっぱりバイクっていうのは乗ってみない事には分からないものだな、と改めて思ったのでした。
普通二輪の免許持ちの方で250ccじゃ物足りない、もっとパワフルかつスポーティーに乗れるバイクが欲しいという方には良いバイクなんじゃないかなと思いました。
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