自由

小さく稼いで小さく生きる

※この記事は2021/8/3にnoteに投稿したものを転載しました。

お金持ちになる以外にも自由になる方法がある

僕は大学を卒業してから長い間、普通に会社勤めをして生きてきた。仕事は辛かったけど、お金が欲しかったら労働にも耐えてきた。

社会人になって給料を貰うようになると、お金を使う事に幸せを感じるようになった。車を買ったり趣味の道具(楽器・釣竿・ゴルフクラブ等々)を買ったり、水商売のお姉さんに貢いだりと散々金を使ってきた。

今思うと労働のストレスを金を使って消費する事で解消してきた訳だ。今ならもっと違うストレス発散方法も思い付くが、当時は金を使って遊んだり買い物する事ばかり考えてた。休日についついお金を使い過ぎてしまうから、また労働を頑張らなければいけないというループに嵌っていたなと思う。

下にイラストやのイメージを使って図にしてみた。おそらく普通の会社勤めをしている方は以下の図のようなループに陥っている人が多いのではないだろうか?

僕も下の図のループを社会人になってから何年も続けていた。そりゃ金が貯まらないし、大嫌いだった社畜労働から抜け出せない訳だ。

ラットレース
労働者が陥りやすい資本主義の罠

お金を稼げるようになったのは嬉しかったけど、同時に色んなものを失ったと思う。第一にお金と引き換えに自由に生きる事が出来無くなってしまった。住むところは通勤に便利な場所に限られてしまうし、週に5日、6日はほぼ一日中労働に自分の時間を奪われてしまう。

こういう物理的・時間的な制限だけでなく、精神的にも会社に縛られるようになった。仕事が終わった夜でも仕事や職場の人間関係の悩みが不安が頭から離れない。貴重な休日も同じように仕事の悩みや心配事が頭にチラついてしまって心からリラックス出来なくなってしまった。

日曜の夜に「寝てしまうと明日が来てしまうから寝たくないな」と思うと、何の為に生きているんだろうという虚しさに襲われる事があった。

今はネットで色んな人が情報発信をしているから、自分と同じような疑問を感じて普通の価値観から抜け出した生き方をしている人がいる事を知った。人生よよよさん、ミクさん、パクチー大原さん等、少ない資金でセミリタイア生活を実践している人は結構存在する。

そういう人達に共通するのはお金のために自分の人生を犠牲にする生き方ではなくて、消費を最小限に抑える事で労働を減らし自分の時間を優先しようという生き方をしている事だ。

自分もそういう人達の生き方を見ていて、今まで社会から植え付けられてきた価値観は何だったんだろうと目から鱗が落ちる気分だった。

僕も中年になってすっかり物欲が減ってしまった。今は忙しく働いて買い物したり遊んだりする事よりも、なるべく時間に余裕があってストレスの少ない穏やかで平和な生活をしたい。

その為にも、今は徐々に持ち物を減らして生活をミニマムに小さいものに変えようとしている。まずは月に10万円以下で暮らせるようになりたい。そうすれば、今より労働しなくて済むし、正社員で働く事に拘らなくても自分に合った働き方・生き方がし易くなるだろうと思う。

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