
オカン(母親)からバイクに乗ることを反対された話
オカンがボクのバイクに乗りたい気持ちをわかってくれない

ボクはド田舎の故郷を飛び出して、都会で一人暮らしをしています。
オカン(母)と会うのは盆と正月に帰省する時くらいなので、こちらでのボクの生活のことをオカンはほとんど知りません。
今年普通二輪免許を取得して、自分のバイク(HONDA CB250R)を購入したことは全て自分ひとりで決めたことでした。
もちろんオカンには一言も相談していません。
事後報告で良いだろうと軽く考えていました。
ある日電話で、バイクを買って休みの日のたんびに乗っていることをオカンに話したら、えらい剣幕で反対されたのでした。
「バイクは危ない」「事故したら死ぬ」
オカンのバイクに対するイメージはとても悪いものでした。
「バイクは危ない!」
「事故したら死ぬで!」
「事故して障害者になっても知らんへんよ!」
などと、一方的にバイクに乗ることを反対されてしまいました。
もちろん、ボクもバイクは危険な乗り物だと思うしリスクを承知の上で乗っています。
こちらの言い分もいろいろあったのですが、母は感情的になっていたので言い返すことができる雰囲気ではありませんでした。
心配から言ってくれていることなのは分かるのですが、息子の気持ちも尊重してほしい。
「こっちはもういい大人なんだから、好きにさせて欲しいなぁ・・・。」
時間が解決してくれることもある
オカンはボクがなんでバイクに乗りたくなったのかを、一度も聞いた事がありません。
ボクもどうせ聞く耳を持たないだろうと思ったので、話そうとも思いませんでした。
仕方ないのでオカンの小言には耳を貸さず、ボクは自分の暮らしている街に戻ったら好きなようにバイクに乗っていました。
時々、電話が掛かってきて話す事がありましたが、決まって「バイクは危ないから辞めとき」ということを言ってきます。
ボクはいつも「嫌じゃ!乗りたいから乗る!」と譲りませんでした。
そのうちオカンもボクに何を言っても無駄だと思ったのか、「バイクに乗るな」とは言わなくなってきました。
「雨の日や夜はバイクに乗るなよ」と言い方が変わってきたのです。
「心配させてゴメン・・・。でもバイクに乗りたいんや・・・。」
オカンがバイクのことをうるさく言わなくなると、逆にこちらが申し訳ない気分になってきたのでした。
親にバイクに乗ることを反対されたら
以前、ボクのTwitterのフォロワーさんでバイクの免許を取ってバイクの契約直前まで行ったのに、両親にバレて猛反対されてバイクの購入を断念された方がいました。
その方は女性らしく両親と同居しているとのこと。
きっと、ご両親が心配されたのでしょう。
それでも、子供の人生は親が決めることじゃないんじゃないかなぁとボクは思うのです。
子供がバイクに乗りたいなら、安全に乗れるように話し合ってルールを決めるとか歩み寄ってあげて欲しかったなぁと。
ボクは親から干渉される事が大嫌いで、若い頃に家を出ました。
やはり自由に自分のやりたいことをやるには、親の庇護から抜け出して自活する事が一番の近道だと思った話でした。
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