残業のし過ぎは人を壊す

残業が多くて辛かった話

体調の変化は後からやってくる

 

会社に勤めていて嫌なことのひとつが拘束時間が異常に長いことです。仕事量に対して人員配置を削っているので、どうしても仕事の負担が増えて残業せざるおえなくなります。

ボクも普通のサラリーマンなので残業が多い時期というのは何度も経験してきました。残業して仕事を片付けても、別の仕事が出てくるので結局終わりがないんですよね。

「疲れたなぁ。早く帰ってゆっくり休みたいなぁ。」と思いつつも、仕事を片付けないとという義務感・プレッシャーに縛られてストレスを溜めながら残業の日々を送っていたのでした。

忙しい日々もなんとか頑張っていたのですが、そういう生活が続くと当然疲れて体調面に変化が出てきます。

ボクに起こった体調の変化はこんな感じでした。

  • 休日に何もする気が起きない
  • 好きだった趣味に興味を失った
  • 笑えなくなる
  • 暴飲・暴食が増えた
  • 人に会いたくなくなる
  • ぐっすり眠れない。変な時間に目が覚めたりする。
  • なんでもないことで泣きそうになる。涙が出てくる。
  • イライラしやすくなる。人間関係のトラブルが起きる。

残業が多い時期はどの業界でもあるかもしれませんが、それが何ヶ月も続くようだと要注意です。

残業を美徳とする文化

 

仕事に対して意識の高い人にありがちなのですが、残業することが仕事を頑張っていることだと思っている人が未だにいます。

もうやることも終わって今日は早く帰ろうかと思う日があっても、職場の上司や先輩などが残業して残っていると帰りにくい雰囲気があって帰れないことも・・・。

生活残業という言葉が有りますが、残業代目的でダラダラと会社に残るのが好きな人がいることが本当に嫌でした。

ボクは仕事はなるべく効率よく終わらせて自分の時間を大事にしたかったので、その価値観のズレで大いにストレスを感じました。

 

 

残業代が増えても結局残らない

 

残業や休日出勤が増えると、当然自分の時間なんてほとんど残りません。貴重な休日はもうダラダラと寝て過ごしたいのですが、一日部屋の中に閉じこもるのも嫌なので街に出ては金を使いました。

残業が多かった時期は当然収入も増えます。だけどそれに比例してストレスは増えます。ストレスを発散するための時間は残りません。

じゃあどうするかと言うと、残業代で給料が増えたので散財してストレスを発散するのです。

頑張って働いて稼いだお金なのに、貯金や投資と言った将来の自分を助けるようなことにお金を使いませんでした。

一時的に荒んだ気分を紛らせるために無駄な買い物をしたりキャバクラに飲みに行ったりしてお金をパーっと使ってしまうのでした。

 

自分の身を守るために

 

体や心に何かいつもと違う違和感・不調を感じたら思い切って休みましょう。残業や休日出勤を断りましょう。勇気がいるし言い出しにくいことは、とても分かります。

でも会社の仕事なんて自分1人が抜けたところで、案外と何とか回っていくものです。そもそも会社という組織自体が誰が入っても動くように、仕事が細分化されて代わりが効くように出来ているのです。

だから自分の身は自分で守りましょう。会社は労働者を守ってくれません。

ボクの会社でも派遣や契約社員の方々が切られていくのを見てきました。仕事が出来ようが重要な仕事を任されていようが、会社がいらないとなれば簡単に首を切られてしまうのです。

残業し過ぎても何も良いことは無いよというお話でした。

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