性格は顔に出るという話

性格は顔に出る

僕も中年になって思うようになったのが、人の性格というのは結構顔に出るなという事だ。
勿論、良い人そうに見えて後から性格が悪い事に気が付いたとか、怖そうに見えたけど話してみたら良い人だったなんて事もあるけど、大体顔付きを見て受けた印象と言うのは当たっている事が多い。
昔はそんな事を観察する余裕も無かったから、何も考えずに仕事などで人相が悪い人に話しかけて、結果的に嫌な思いをする事が多かった。
今なら相手の顔を見て、なんか嫌な顔つきしてるなと感じたら、必要じゃない限り絶対に話し掛けないと思う。

だいたい嫌な顔つきをしている人間というのは、性格が歪んでいて恨みがましかったり他人に攻撃的だったり、何か不満を溜め込んでいて不親切で不寛容な人が多い。
そんな人には出来るだけ関わりを持たない方が、余計な災いを招かなくて済む。
相手の顔つきを見て嫌な印象を受けると言う事は、本能が危険を察知しているのだと思う。
自分の身を守る為にも、直感的に感じた印象に従って危険は避けた方が良い。

目は口ほどに物を言う

笑ってる女性

これはよく言われる言葉だけど、『目は口ほどに物を言う』とはその通りだと思う。
相手の目を見るという事は相手の心の中を覗き込むようなものだ。
僕は若い頃、極端な人見知りだったので相手の目を見て話す事が苦手だった。
相手の目をよく見ずに他人と話していたから、若い頃は余計な人間関係のトラブルを招いていたものだ。
昔は相手が悪いからこんな酷い目に遭ったんだと思っていたけど、自分がよく相手の目を見て慎重に関わる人間を選んでいれば避けられたトラブルもあったと思う。
おっさんになった今は必ず相手の目を見て話すようにしている。
そうすれば相手がどんな人か、今どんな精神状態なのかが分かる。
怒っていたり誰かを恨んでいたり、不満を溜め込んでいる人は目を見ればすぐ分かるし、逆にリラックスしている人、フレンドリーな人、素直な人の目も見れば直ぐわかる。
ポジティブな感情を持っている人は目が澄んでいて綺麗だと思う。
逆にネガティブな感情に支配されている人は目付きが険しかったり暗くて光のない目をしている。
相手の目を見て、悪い予感を感じたら自分からは話し掛けず、物理的に距離を置いた方が安全だ。

自分の人相はどうなのか?

落ち込んでる男性

じゃあ、自分の人相はどうかと言うとあまり良くなかっただろうなと思ってる。
若い頃の僕は内向的でくよくよ悩むタイプだったし、緊張しやすい性格だった。
いつも社会に馴染めなくて、学校でも会社でも浮いた存在で鬱々とした気持ちでいる事が多かったから、それが顔に出ていたのだろう。
他の人と一緒にいても、自分だけ人から話しかけられずにスルーされる事がよくあった。

今はもう開き直って適当な人生を生きているので、若い頃よりかは自分に自信があるし、そこまで深刻に人生に悩む事も無くなったので、以前に比べれば人からフレンドリーに話しかけられる機会が多くなったなと感じている。
おそらく若い頃よりかは柔和な表情をしているのだろう。
やっぱり人から避けられるより、話しかけて貰える方が嬉しい。
今でもイライラしたり不満が心に渦巻くことが無いわけではないけど、昔ほど引きずらなくなったので、顔に出にくくなったのかも知れない。
今は週休3日の生活で精神的・肉体的に余裕が持てるようになったので人生に切羽詰まったような苦しさが無くなったのも大きい。
人相が悪い人に気を付けると共に、自分も無理のないゆとりある生活をして良い顔をした中年期・老年期を過ごせたら良いなと思っている。

良かったらチャンネル登録をお願いします。
⇓ クリックして応援して頂けると大変嬉しいです
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
人気ブログランキング

Contact Us