新型グロム (JC92)を1,000km走った感想
目次
2021年型グロム 1,000km走行レビュー
新型グロム (JC92)を納車してもうじき1ヶ月になろうとしていますが、走行距離が1,000kmを超えて慣らし運転が完了です。
早速、お世話になっているバロンでオイル交換と初回点検を済ませてきました。
今回は1,000km走った時点での、新型グロム の印象や感じた事を書いていこうと思います。
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グロム (JC92)はコスパが抜群
まず感じたのが、グロム は安くてお買い得だったなと感じた事です。
最近は原付二種のバイクも価格が高騰してきて、ハンターカブやCT125・モンキー125などは40万円以上します。
それらの人気の125ccバイクに比べると、グロム の価格は税込みで¥385,000と40万円を切る価格設定はとても良心的ですね。
価格は抑えめとは言え、5速ミッション・シフトインジゲーター付きのデジタルメーター・倒立フォークにABSと装備は豪華なくらいです。
こんなに良いバイクなのに、お値打な値段で買えてラッキーだったなと、とても満足しています。
ホンダのバイクにしては安くてコスパが良いバイクだなと感じたのでした。
燃費の良さ
グロム のデジタルメーターには平均燃費が表示されるようになりました。
僕のグロム では大体70km/ℓ以上の数値が常に表示されています。
休日に郊外の道をツーリングしているだけなので、燃費も良いのでしょう。
参考程度の数値ですが、それでも70km/ℓは驚きの燃費の良さです。
僕の場合、いつも満タンに給油して250km以上走ったら給油している感じです。
心配性なので燃料メーターの目盛りが残り2個になったら給油していますね。
それで大体4ℓくらいの給油で、毎回¥600程のガソリン代になる感じです。
一日ツーリグして¥600くらいのガソリン代なので、以前よりずっと気楽に乗れるようになりました。
多機能になったデジタルメーター
デジタルメーターはホンダのバイクにはお馴染みのメーターですね。
シフトインジゲーターが追加された以外にも、平均速度・平均燃費などが見れるようになっています。
また明るさの調整機能(5段階)も付いています。
おじさんになって来ると視力が弱くなって来るので、地味に嬉しい機能です。
バイパスでの巡航性能
何度か125ccでも走行可能なバイパス道路で走る機会がありました。
バイパスでは流れが速くなりがちですが、80kmくらいのスピードでの巡航は十分に可能です。
5速5,000prmで70kmくらいなので、長時間走るので無ければ、そこまで音や振動が辛い事もありません。
足つきの良さ
僕は身長166cmですが、ステップの後ろに足を下せば両足でも踵が着くくらい足つき性は良好です。
おまけに車重が102kgとメッチャ軽いので、立ちゴケの心配がほぼありません。
自転車感覚で乗り出せるくらいです。
乗り心地は固め
グロム と言うと先代のイメージでシートが固くて乗っているとケツが痛くなると思われているようですが、新型グロム を乗っていてそこまで尻が痛くなるという事はありません。
もちろんバイクなので長時間走っていると尻の痛みは感じますが、それは他のバイクでも同じです。
特別グロム に乗っているとケツが痛くなると言う訳ではないです。
ただし乗り心地はやや硬めな印象です。
1日400kmを超えるツーリングをした事もありましたが、1時間に1回くらい休憩を取るようにすれば耐え難いほどではありません。
ビーラバータイヤについて
実はタイヤを交換しようと思ってバロンにタイヤを取り寄せてもらって見積もりを出してもらいました。
国産の安いタイヤ(ダンロップ)の場合だと工賃込みで¥20,400くらいでした。
僕は変えるつもりでいたのですが、たまたま接客してくれた店員さんがまだ新しいのでもう少し様子を見てはどうですか?と言う話でした。
ネットの口コミで滑ると言われているが、話半分程度の聞いた方が良いとのこと。
結局、店員さんの言う事を信用してタイヤの交換は保留にしています。
雨に中走った事もありましたが、スピードを落としたり・倒さないように気を使って走ればそこまで滑るとも感じませんでした。
だから、不安でなければ慌てて変えなくても大丈夫かなと個人的には思っています。
純正ミラーが見にくい
これは他の記事にも書きましたが、グロム に最初に付いている丸型のミラーは見える範囲が狭くて正直見にくかったです。
僕も色々と調整して試してみましたが、どうにも我慢できなくて速攻社外品に交換しました。
今使っているのが武川の¥2,500円くらいで買ったミラーです。
随分視認性が上がったし、グロム との外観にもデザインがマッチしていて交換して良かったです。
積載性の無さ
見ての通りグロム は積載性が皆無です。
狭いタンデムシートがありますが、フックを掛ける箇所が無いのでネットや荷掛けロープでの積載がしにくいです。(工夫すれば出来なくはない)
ストリートトリプル に乗っていた時に使っていたサイドバッグを試しに付けてみましたが、装着可能でした。
とりあえず積載を増やしたいと言うのであれば、サイドバッグがオススメです。
リアキャリアはホンダ純正のものが販売されているのと、エンデュランスというメーカーからも発売が予定されています。
個人的にはホンダの純正キャリアは価格が高い割には中途半端な大きさなので、エンデュランス製のリアキャリアが発売されるまで待つつもりでいますね。
強風に弱い
グロム は軽くて扱い易い反面、軽いが故に強風に煽られた時に流され易いという欠点があります。
角島大橋に行った時にグロム で橋を渡ったのですが、海風が凄くて、真っ直ぐ走るのも大変なくらいでした。
この辺は軽さで感じられる、取り回しの良さ・燃費の良さなどとのトレードオフになってしまいますね。
ハンドルの振動について
グロム は単気筒ゆえに、どうしてもハンドルにエンジンの鼓動が伝わって振動が起きてしまいます。
長時間乗り続けていると手が痺れてくるので、休憩したくなりますね。
また信号待ちなどの停車時にハンドルがブルブルと震えるので、ナビ代わりに装着しているスマホへの悪影響があるんじゃないかと心配になってきます。
フロントブレーキを握れば振動は収まるのですが、信号待ちの度にフロントブレーキを握りっ放しというのも疲れるので、気になる方はバーエンドを重いものに交換してみるのも手かと思います。
新型グロム の感想まとめ
原付二種バイクと言えば以前は走りも装備もチープなイメージでしたが、今回乗り換えたグロム は装備も良くて走りにも不満はありません。
それでいて、価格は抑えめでとてもコスパが良いバイクだと思います。
また、ミニバイクでかつスポーツライディングを楽しめるパッケージングがとても気に入っています。
初心者ライダーの方にもオススメですし、大型バイクに疲れて小さいバイクに乗り換えを考えている方なんかにお勧めできるバイクだと思いました。
大きなバイクから乗り換えても、品質や走り・所有感など十分に満たされるんじゃないかなぁと思います。
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