
押し付けがましい人が嫌いという話
HSPの自分にとって、押し付けがましい人は天敵

僕はもう人生の折り返し地点を通り過ぎたくらいの年齢になって来ました。
今まで生きて来て色んな種類の人間に会って来ましたが、特に苦手なタイプだったのが押し付けがましい人です。
こちらの意思や感情に関係なく、自分の価値観や考えを一方的に押し通してくるタイプの人の事ですね。
家庭や職場にこの手のタイプの人間がいると、死にたいくらいに苦しめられて逃げ出したくなります。
それくらい、HSPの自分にとって関わりあいたくない種類の人間なのです。
過干渉だった母親

僕の人生でこの手のタイプの人間に最初に遭遇したのが自分の母親でした。
母は口うるさく自分の交友関係や学校の成績に口出ししてくる人間です。
何か気に障ることがあると感情的になって、苛立ちをぶつけられた事が何度もあり、その度に嫌な気分になった物です。
中学校の頃、テスト前に友達と集まって勉強しにいったことがありました。
当時の僕は友達と一緒にいる時間が大切だったし楽しかったのですが、家に帰って友達と集まって一緒に勉強して来たと話たら「そんなんで勉強になるか!」と開口一番に怒鳴られた覚えがあります。
せっかくの楽しい気持ちが一瞬で台無しになりました。
友達と一緒に勉強したかっただけなのに、なんでこっちの気持ちを分かってくれないんだろう?
母は世間体を気にするタイプで、僕が高校受験の時に県内で随一の進学校に行く事を望みました。
僕も中学生の頃までは勉強が出来たので、猛勉強して母が望む通りの高校に合格出来たのですが、母から褒めてもらった記憶がありません。
多分、褒めてもらったのだろうと思うのですが、それ以上に母から自分の人生に過干渉されるストレスの方が大きくて、今でも思い出すのは母親に感情的に自分の生き方を否定された事ばかりです。
例え血の繋がった親子であっても、気が合わない種類の人間だと一緒にいて辛く苦しいだけでした。
会社の年下の先輩

そんな感じで育って来たので、僕は著しく自己肯定感の低い人間になっていきました。
ありのままの自分を受け入れてもらえる、認めてもらえるという経験を子供の頃に積んでこなかったので、人を警戒して顔色を伺うような性格になってしまったと自分でも感じています。
社会人になってからも人間関係がうまく築けずに非正規の仕事を転々として来ましたが、30代も後半になってから、ようやくの思いで正社員の職を得る事が出来ました。
今まで生きて来て辛い思いばかりして来たけど、ようやく人生が報われると思った矢先に出会したのが、同じ職場の年下の先輩社員でした。
この人、猛烈に仕事熱心で周りの人間にも同じようなモチベーションで仕事をする事を求めるタイプの人間です。
仕事にやる気が無さそうな態度を取っていたり、少しでも手が空いてるのを見られると次々とあれをやれこれをやれと仕事を押し付けて来ます。
僕は中途入社だったし、そもそも会社勤めが嫌いなので、職場での経験・知識・モチベーションで、この人にとても叶いません。
仕事が遅かったり失敗をすると容赦無く怒鳴られました。
こちらが年上だろうと関係ありません。
仕事の失敗で怒られるのは仕方ないにしても、人の感情をわざと傷つけるようなキツイ言い方をされるのが毎回本当に辛かったです。
この人も母親と似ていて、こちらの都合や感情などお構いなしに自分の考えや要求をこちらに押し付けて来ます。
それに対して、こちらは拒否権などありません。
何を言っても言い返されるし否定されるだけです。
こちらの気持ちや考えを聞いてくれるような性格では無いのです。
話し合おうにも永遠に平行線で分かり合えない相手だと気が付くまでに随分と長い時間が掛かりました。
僕は精神的にすっかり病んでしまって、会社を辞めたいと上司に相談したところ、異動になって職場を変えて貰えることになりました。
自分以外にも、この人が原因で何人もの若い人が職場を去っていきましたが、会社は彼を動かす気は無いようです。
仕事だけみれば優秀な人かも知れませんが、陰で何人もの後輩を潰して来ているので、職場には若い人が育っていません。
自分が原因だと永遠に気が付かないんだろうなと思いました。
それ以降、いくつかの職場を経験しましたが、今のところこの人みたいな異常に過干渉で押し付けがましい人には幸い会った事がありません。
押し付けがましい人間に出会すと人生がメチャメチャにされる
こういうタイプの人間に遭遇してしまうと、自殺を考えたくなるくらいに人生を追い詰められます。
人生をメチャメチャにされて潰される前に脱出できて良かったなと思う反面、またどこかでこういう種類の人間に遭遇してしまうんじゃないかという不安もあります。
僕が一生懸命、YouTubeやブログの収益をあげようとしているのも、投資で資産を増やしてセミリタイアを目指すのも、こういう種類の人間と残りの人生で関わり合いたくないからです。
もし生活に困窮して、生きるために働く先も選べないなんて状況なってしまったら、苦痛な人間関係のストレスに晒されながら毎日嫌々働きにいかなくてはいけないことになるでしょう。
若い頃の僕が、まさにそんな感じでした。
もうあんな目に会うのは懲り懲りだと思ったので、今は少しでも蓄財に励んで人生の選択肢を少しでも増やして、嫌な種類の人間と関わらずに生きていけたらと強く願うのでした。
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