
オススメのコミックエッセイ「なんだこの人生」
Twitterのタイムラインで見かけたのがキッカケ

最近読んで面白かったオススメのコミックエッセイを紹介しようと思います。
橋下ゆのさんの「なんだこの人生」という本です。
ボクが最初にこの本の作者を知ったのはツイッターで誰かがリツイートした短い漫画を見かけたのがキッカケでした。
内容は社会人の悲哀を描いたものです。
平日の仕事に疲れ果て、土曜日はほとんど寝てばっかで何かしようという気になれない・・・。
学生の頃の友人とも疎遠になり、孤独な休日を過ごしている。
「人生こんなはずじゃなかった、誰か助けて。なんだこの人生・・・」
そういう内容です。
何これ!まるで自分と同じやん!
この漫画に共感した人がたくさん居たのでしょう。
何万ものイイねと多くのリツイートがされていました。
自虐ネタが笑える
この本は社会人になりたての若い人向けに描かれたものかも知れませんが、イイ中年になった自分にも刺さる内容でした。
会社勤めが辛くて毎日に絶望してること。
仕事に時間や気力を奪われて、今まで好きだった趣味も楽しめる元気が無くなってしまったこと。
大人になったけど、中身が成長してなくて大人の輪に入れないこと等々。
ボクも社会人生活に馴染めなくて、常にストレスと孤独を感じているので、この漫画の主人公の気持ちがよく分かります。
会社を辞めたいとか、社会人が辛いと感じている方なら共感できる部分が多い事だろうと思います。
作者は自分のことを『ヲタク』とか『コミュ障』とか自虐的な言い方をしていますね。
他人を攻撃したり下げた言い方をせずに、自虐ネタでクスクスと笑える感じなので、嫌な読後感がありません。
独身社会人の孤独
この方はきっと内向的で社交性が低いタイプなのでしょう。
1人で行動するのが好きとか、友達の結婚式に自分だけ呼ばれないとか
自分も一緒なので、このコミックエッセイの主人公の気持ちはよく分かります。
読んでいて、「あぁ分かるなぁ。自分と一緒だ。」と思うところが沢山ありました。
それでいて一人焼肉に行ってみたりSNSで知り合ったヲタクの仲間と会ったりする等、好きな事への行動力は凄いです。
義務でやらされる事は苦痛だけど、好きなことには積極的になれるんですよね。
この辺も自分と似てるなぁと感じました。
等身大の姿に共感
この作者の良いところは、社会人生活を送っていて誰しもが感じるであろうことを素直に正直に漫画にしているところです。
社会批判とか上司の悪口ネタではなくて、ストレスフルな社会人生活に疲れ切った自分の姿を自虐的に描いているところに好感が持てました。
会社で働くのが辛い人、毎日の仕事に疲れ切っている人などは共感できることが多いと思います。
あと自分みたいにコミュ力が低くて、なんとなく社会人生活に馴染めない人にもオススメです。
イラストも可愛くて、親しみが持てる感じなのもこの漫画を気に入ったポイントです。
この作者さんの次の作品が読みたいなぁと思いました。
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