”天気の子”を観た感想

”君の名は”に感動したので、期待して観た結果

キャバ嬢と映画館へ

新海誠監督の新作映画、「天気の子」を観に行ってきました。同監督の「君の名は」が大好きだったので、今作はどうしても映画館で観たかったのです。YouTubeの予告動画などを観て、早く観たかったのですが仕事の関係でなかなか行けず。映画は7月20日から公開してましたが、8月に入ってからようやく観ることが出来たのでした。

独身のオッサン1人で「天気の子」を映画館へ観に行くのはキツいので、仲良くしてもらってるお馴染みのキャバ嬢に連絡して”一緒に観に行こうよ”と言うことになりました。σ(^_^;)

思ったより少なかった観客

「君の名は」を観たときは確か夏休み中だったと思うのですが、客席がいっぱいに埋まっていてすごく熱気があったことを覚えています。この映画はすごくロングランで上映していましたが、リピーターが多くて何回も映画館に足を運ぶ人が多かったような記憶があります。

当然「天気の子」もお客さんでいっぱいだろうなぁと思っていたのですが、案外そんなことも無くてまだ多少の余裕がある感じでした。

ちなみに観に行った映画館は名古屋駅のミッドランドスクエアシネマです。前もってチケットを予約してスムーズに入れたと言うのもあるのですが、なんかそこまで盛り上がっていないのかなぁと思いました。

映画を観て正直に思ったこと(ネタバレあり)

昔の新海誠監督の作品を何本か見たことがあるのですが、その時の印象に似た感覚を思い出しました。

映像が綺麗で夕焼けや空や街の描写がリアルで感動的なんだけど、イマイチ登場人物に感情移入できない。お話も前半はワクワクさせてくれるんだけど、後半失速して最後のオチが腑に落ちない。そんな感じです。

今作も主役の男の子がどうも好感が持てなくて、いまいちお話に入り込めません。家出の理由もよく分からなかったし、どういう背景で今の状況になったのかの描写も語りも無かったです。家出した可愛そうな男の子という設定だったのかもしれませんが、ただのワガママな子供に見えました。

ヒロインの女の子も正直、どういう女の子なのか掴めない感じです。主人公の男の子がこのヒロインのことを好きになるのですが、もうちょっと恋愛感情が湧くまでの描写があって欲しかった感じです。

僕から観ると女の子が居なくなってから、主人公が急に「会いたい!」ってなるのが唐突に感じました。

終盤も主人公の男の子がヒロインに会いたい!ってだけで、家出少年を捕まえようとする警察を振り切って突っ走るのですが、もうこの展開について行けず。

主人公と関わりのある大人がそれを手助けしようとするのも、なんか納得いきません。主人公は世話になってる下宿先の人たちとそこまで深い感情の交流があったようには見えなかったからです。

もう一度観たいかと言われたら

僕はもういいです。”君の名は”はとても感動してテレビやDVD等で複数回見ましたが、”天気の子”は一度見たらもういいなって思います。

誰もが毎日気にする共感できる天気を物語のモチーフにしたところや、王道のボーイミーツガールものだったのは良いなとは感じました。光を上手く使った風景描写とか、SFを盛り込んだ話の作り方は新海誠監督の良い部分だとは思います。

でもでも、今作はやっぱり物語があまり好きになれなかった。前作の”君の名は”はスタッフに脚本にダメ出しをされて何回も書き直したと聞きましたが、今回の作品は新海誠監督が有名になっちゃったもんで、誰も脚本にダメ出しできなかったのかなぁと想像してしまいました。

昔に戻ったかのような作品だった

まるで昔ミニシアターだけで細々と上映して、特定層(いわゆるオタク)だけが支持していた頃の新海誠作品を観ているかのようでした。

”君の名は”がいかに大衆ウケが良いように、よく練られた映画だったのか思い知った感じです。次回作があれば、もっと色んな人と話し合って脚本を練って欲しいなと思います。なんだかんだで新海誠作品は良いとこがあると思うし、次回作も観たいので。

ちょっと辛口になりましたが”天気の子”の感想でした。

 

shinonomerider

YouTubeでモトブログをやっています。チャンネル登録してもらえると嬉しいです。初心者ライダーです。バイク・キャンプ・Mac・読書・投資が趣味です。どうぞよろしくお願いします。 「人間の一生は誠にわずかの事なり。 好いた事をして暮らすべきなり。 夢の間の世の中に、好かぬ事ばかりして、苦しみて暮らすは愚かな事なり。」山本常朝著『葉隠』より

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